寄付を募集する理由

心澄の利用料金はすべて無料です。
すべて無料の理由として、利用料金を取ると利用できない方が多いためです。
困っている方で相談に行くまでの交通費が無いなど金銭的に苦しい方は多く、また、苦しんでいる当事者にとって親に支払ってもらうことが心苦しいと感じる人も多くいます。
しかし、支援を提供するためには、残念ながらお金や物は必要です。
事務所の家賃代、事務費、車代、交通費、等々普通の会社と同じです。そして、片手間で行えるほど簡単ではありませんので、専門的に継続するための人件費も必要です。
これらを維持するために、皆様からの御寄付をお願いしております。

民間で支援を行うことの必要性

行政からの支援を、と考える方もいるかと思いますが、私たちの力不足もあり、ひきこもりや不登校関係に関しては、行政からの支援は少なく、特に訪問や本人が日常通うための委託事業等は特にありません。
また、行政は効果があると明確な結果と数字が出ている事に関しては動きやすいそうですが、そうでないことに関しては難しいそうです。
そのため、まずは私たち一般市民が創り、行政に必要性と効果を伝えて行く必要があると感じています。

ひきこもりは社会で解決する必要がある課題

そして、不登校やひきこもりを放置することは、社会にとっても大きな損失です。 下記に最悪の場合の“一人当たり”を中心とした損失について記します。
※参考資料:厚生労働省・内閣府調査

  • 一生、働かない事での経済損失は2億以上
  • 労働者数の減少(長崎県内:推定ひきこもり者数5,000人
  • 行政損失額 1億5万円(内生活保護費:9千万

逆に、35歳から年収200万程度で働き出した場合約8千万のプラス、があります。 マイナスとプラスの差は大きく、1人が自立するだけで数億円の効果があり、日本にとっても非常に高い効果があります。